カテゴリー別アーカイブ: ネパール滞在記

さかいみる のネパール滞在日記Vol.14*バルディア*

12日目の9月10日、朝起きると首がかゆい…。か、かゆい、かゆいかゆい。友人たちに見せると
「ガモウラが出たね。」
思わず聞き返すと、「ガモウラ」とは暑さのために出る湿疹のことでした。
汗疹みたいな感じかなぁ…。と、ぽりぽり掻いていると、
「掻いちゃダメ!」ということで、グッとこらえてフルーツとミルクティーをいただいてバルディアへ!

ホテルクリシュナからバルディアまではジープで2時間くらいです。途中、普通に車が通る道路沿いに流れる川にワニがいるということで車を止めてもらって橋の上からワニを探しました。

スーイスイとワニがたくさん泳いでいます!そしてのんびり浅瀬でくつろいでいたり、お魚を食べようとしていたり、大きなカメもいました♪

すっかりワニに夢中になり、それからまた車を走らせてバルディアのロッジに到着。今日は近くを散策して明日ジャングルに行くことにしました。
ロッジのお庭にお猿さんが遊びに来ます。可愛いな♪ そしてロッジにはエアコンと巨大扇風機が付いていました。ただ、すごい確率で停電するので、点いたり、消えたり、点いたり、消えたり、を忙しく繰り返していました。


わかりづらいですが、庭に来ていたお猿さんです。


ロッジの庭。豊かな緑。


切り株から新しい芽がいっぱい!


バルディアにはいたるところに大きなバナナの木が。


バルディアをお散歩中カフェを発見!


お茶を飲んでいるといつのまにか犬が来てくつろいでる♪


道でだらだら。


暑いから川で水浴してる水牛くん♪ きゅん。


暑いからセルフシャワーしているちびっこ♪


同じ川で水牛くんが水浴び、そして女の子たちが魚を採り、この横でおじさんも浸かってました☆


竹の橋。


竹の橋を渡った集落で美しい民芸品を作っていました。
家の中が暗いので庭で作業しています。


色鮮やかな美しい丈夫なカゴたち。


頭に乗せたカゴの中に果物とかいろんな物を乗せて運びます。
カゴを乗せて立ってるだけでも大変なのに、これに荷物を乗せて手で支えずに歩くってすごいなぁと感心しました。


グラグラするので難しいです。


この家の女の子はなんなく乗せます。


歩いていると近寄ってくる人懐こい子供たち。


ロッジに戻る頃には美しい夕日。

ネパールは部族がたくさんあって、それぞれに言語が全く違うそうです。なので、カトマンズ盆地から来た友人たちもここタルー族の言葉が全く分からないそうです。そう、都市部に住むネパールの多くの人たちはネパール語、自分たちの部族の言葉、ヒンズー語、英語、を使い分けます。

夕食後ロッジの部屋に戻る前にまたどこから仕入れてきたのかチャンドラがポケットから小さな生の玉ねぎを出してきました。
「みる 、寝る前に生の玉ねぎをかじるとよく眠れるよ。」と。その横ですかさずシャムが
「でも一緒の部屋の人は匂いで眠れなくなるんだよね。」と。(二人は同じ部屋)
「毎日よく眠れるから大丈夫☆」と丁寧に断りました。

そしてこの夜チャンドラは生の玉ねぎをかじったのにもかかわらず、金縛りにあったそうです。ネパールではドリームパラダイスというそうです。全然パラダイスじゃないと思うけど☆ (金縛りにあったことがないから分からない。)

明日は予定していなかったジャングルに行ける。運よく行けることになったジャングル…。ドキドキワクワク♪
かゆい…。

つづく。

「ネパール滞在日記」の連載中「メチャくんの今日の言葉」はツイッターに投稿しています。フォローしていただけると、さかいみる が小躍りします♪

さかいみる のネパール滞在日記Vol.13*お釣りがないから*

11日目の9月9日、今日は午前中にララ湖を出発してタルチャ空港まで歩いて行き、あの小さな可愛い飛行機でネパールガンジに戻る予定。飛行機が飛ぶかどうか分からないけれど、とりあえず空港まで行ってみることにしました。

そしてラビンドラが用事で別の場所に行くことになりました。電気が全くない村にソーラーパネルを持って行ったのですが、そこの人と会うということです。10,000ルピー(約11,000円)で1軒分のソーラーパネルを用意することが出来るということで私も2軒分の寄付をしました。

あの食べっぷりを見れなくなるのがちょっと寂しいなと思いながら、チャンドラ、シャム、私の3人で出発しました。

タルチャ空港まで歩いて約3時間。歩くのってやっぱり楽しい。すごく綺麗な青や緑や色々な色の鳥たちを見ながら歩いてゆきました。森の中を通ったり、小川を超えたり、昨日ちぎった桃をかじりながらこつこつ進んでゆきました。
「ネパールガンジに着いたらシャワー浴びたいね。ビスケットとミルクティーが恋しいね。」などと話しながら。
今の私たちの一番の願いは、シャワーを浴びることとビスケットを食べることでした。


帰り道も美しいララ湖。


ヒマラヤも顔を出しています。

タルチャ空港が見えて来た頃、干しリンゴを作っている集落に入りました。


クリスマスのデコレーションのように干されているリンゴたち。


美しいです。


こちらでは、ちょうど干しリンゴにするためにリンゴの皮を剥いて、くるくるとひも状に七夕飾りみたいにしているところでした。干しリンゴを数袋と生のリンゴを数個購入しました。


くるくる


石造りの可愛いおうち。


タルチャ空港


空港が近づいて来ました。

どうやら運よく今日も飛行機は飛ぶということです。道ばたでチケットを購入し、(数日前到着した時は本当に建物が何もなかったのですが、乗る時も空港らしき建物は見当たりません。)飛行機到着を待ちました。


と、干しリンゴを売っている隣に小さな小屋が…。休憩所?と思っていると、なんとこちらが荷物をチェックしたり、つまり空港(?)のようでした。なぜか中に人がぎゅうぎゅうで、しばらく待っているうちに飛行機が到着。到着したらすぐに飛び立つので、結局荷物検査しないまま、飛行機まで走ってゆきました☆そして自由席の飛行機に乗り込み、まだ座っていないよと言う間も無く出発☆

バイバイ、ララ湖。飛行機からはララ湖とヒマラヤが同時に見ることができて感動でした。息を飲む景色に写真を撮り忘れましたが…。そして途中雲の中ですごく揺れたらしく、友人たちが私がさぞ怖がっているだろうと心配して私の方を見るとぐーぐー寝ていたそうで、みる ってたくましいなぁ…。と感心したそうです☆

さて、そんなこんなで無事、気温約40度、高湿度、無風のネパールガンジに到着しました。
「オート」と呼ばれる、オートバイに人が乗る荷台がついたような乗り物でホテルクリシュナへ!
…ガタゴト…。自転車に抜かされてゆく…。それでも屋根がついているし風も吹くので少し涼しいかも♪


オート

ホテルクリシュナでは、ネパールガンジに住んでいる女医さんのドリスティが待っていてくれました。彼女が勤めている病院がこのホテルのすぐ近くなのです。そして夕食を一緒に食べる約束をして帰ってゆきました。

さぁ!久しぶりにシャワー浴びるぞ!4日ぶりに顔を洗うぞ!と、はりきってお部屋へ。ホテルクリシュナは新しい立派なホテルでなんと、お部屋にエアコンがついているのです。館内もエアコンが効いていて美しいレストランもあります。スタッフの人たちはとても親切で感じがよくなんと制服を着ているのです。そして私は清潔な美しいシャワールームへ…!と、まさかのお湯が出ない…。ここまで揃っているのに惜しい…!と思いながら、でも外は40度。水のシャワーでもへっちゃらです。そしてさっぱり気持ちよくなり、ドリスティが来る前にみんなで少しネパールガンジの町をお散歩することにしました。

夕方でもまだまだ蒸し暑いですがゆっくりお散歩するのは楽しいもんです。


牛くんものんびりお散歩。

道ではリヤカー(?)で果物やおやつを売っています。


パニプリ。名前も姿もかわいい♪
生地を丸くパリパリに揚げた中に味付けされたジャガイモなどが入っていて、真ん中にある黒っぽいソース(少し酸っぱくて少しピリッとしている)をこの揚げ菓子の中に入れて食べます。

食感も良くてとても美味しかったです。「おいしいね、おいしいね。」なんて言いながら全部食べた後、誰も小銭を持っていないことに気がつきました。1000ルピーしかなくてそれを渡そうとするとお釣りがないということ。

「どこかで崩してくるからそれからでもいい?」と聞くと、おじさんが「お金はもういいよ。」と。

今日初めて会ってこの先また会う可能性は限りなく0に近い私たちに、全く当然のようにさらりと言ってくれたのです。その目にも言葉にも態度にも「ちぇっしょうがないなぁ」という感じが微塵も入っていなくて私たちはびっくりしました。嬉しかったですが、そういう訳には行かないので、しばらく歩いてお釣りがもらえそうなお店を見つけチョコレートや果物なんかを買っておじさんのところに戻り無事に支払いました。

チョコレートを買ったとき「みる 、チョコレートは今すぐ食べなくちゃいけない。」と言われ、でもパニプリも食べたし夕飯前にチョコレートまで食べたら…と、ぐずぐず言っているとチョコレートがみるみる手の中で溶けてゆくのです。なんと気温が高いため!慌てて口にほおばると、「だから言っただろ。」とチャンドラ。

そして、パニプリのおじさんのおかげで平和な気持ちで夕日を楽しみながらホテルに戻り、ドリスティも加わってみんなで夕食を食べたのでした。

明日はバルディアのジャングルに出発!

つづく。

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さかいみる のネパール滞在日記Vol.12*空のかけら*

10日目の9月8日、この日は標高3,700mの山のてっぺんからララ湖を見よう!という計画を立てていました。標高3,700m…富士山の標高が3,776m。ほぼ富士山のてっぺんくらいまで登るんだ。ドキドキ。でも、この山のことをネパールの人たちは「丘」と呼びます。なんと、ネパールでは標高5,000mからが「山」なのだそうです。富士山は丘なのです。

そしてまたチャンドラが「みる 、呼吸が苦しくなったらすぐ言って…。」と、ポケットに手を突っ込んだので、「ニンニクはいらない…。」と、首をふりました。
みんなが「でも本当にしんどくなったらすぐロッジに引き返そうね。」と言ってくれたので、それには素直にうなずきました。

水筒に沸かして濾過したお水と、シャクナゲジュースの原液を持って出発しました。ネパールの国花はシャクナゲです。そしてシャクナゲジュースなるものがありまして、カルピスのように薄めて飲みます。紅色の美しく甘いジュースです。甘すぎてお花の味がするかどうかいまいち分かりませんでしたが。

急な登り道はやっぱりはぁはぁ呼吸が荒くなるけれど、休み休み登ってゆきました。毎日3〜5時間歩いていますが筋肉痛にもならず体調もよく、友人たちからは「たくましくてびっくりだ。」と、何度も言われました。私も自分でびっくりしました。「私、たくましいなぁ…。」

最後のチョコレートも少しずつ分けて食べ、リンゴもなくなり、ジュースもなくなりましたが、見晴らしの良い場所で休憩しているとウキウキしてきてみんなで踊ったりしながら進んでゆきました。

毎日すくすく育っているラビンドラ(41歳男性)のお腹を見ながらムーミンを思い出し、「ムーミンって知ってる?」と聞くと、「知ってるよ。太った男だろ。」…太った男…。大きく括ると間違ってはいない。ムーミンは痩せていないし女の子でもない。でも、なんか腑に落ちない。などと思いながらこつこつ登り続けました。


もくもく。


もくもく。


もくもく。


ずいぶん登ったぞ♪


こんなに高い場所にも可愛らしい色とりどりの花が生き生きと咲いていました。


急傾斜。


サウンドオブミュージックみたいだ。


ララ湖が見えてきた!


友達になった木の枝と一緒に見とれている…。


もうすぐてっぺんだ!


てっぺん!


空のかけらが地球に落っこちたみたい…。


地球と空は仲良しなんだと感じる。


足元には色とりどりの可愛らしい元気な花がびっしり咲いているんです。

しばらくそれぞれの場所でゆっくりとひとりの時間を楽しみました。


ゴロンと寝そべって「何もしない」を楽しみました♪


不思議な植物。

そうやってそれぞれじゅうぶん楽しんだ後、ロッジに戻ることにしました。途中桃の木がたくさんあったのでまだ少し青い桃をちぎりながら帰りました。リンゴもチョコレートも全部なくなったので明日歩くときに食べるためです。


こんなに小さいんです。背の高いシャムがちぎり、私が下で受けています。


一本の木が二本になってる。

そうやって楽しく3時間くらい歩いてロッジに帰り着きました。熱い紅茶を飲んで、さぁ夕飯まで少し部屋で休憩しようというときに、ラビンドラが鍵を無くしていることに気がつきました。私はひとり別の部屋なのですが、男性3人は同じ部屋。(ここで少し説明しよう☆ネパールではまだまだ女性が友達どうしで旅行に行くというのは難しいのです。当初、クリシュナさんとウルちゃんご夫婦と絵本を配った後ララ湖へ行こうと計画していたのですが、赤ちゃんが生まれたので、今回は弟のような友人たちと数人で行くことになりました。)

「ロッジにスペアキーがあるんじゃないの?」ということで、ロッジの人に事情を説明。すると、100個くらい鍵のついたホルダーをジャラジャラと持ってきてくれました。部屋は3つしかないのに一体どこの鍵なのだろう…。と思いつつ、ラビンドラがひとつずつ鍵を合わせてゆきます。途中でくたびれ、チャンドラに交代して薄暗い中、鍵を合わせてゆきます。が、こんなに鍵があるのにひとつも合わず!一体この鍵なんの鍵なんだ…。そこで今度はシャムがヘアピンで鍵を開けようと試みます。「前に家の鍵をなくしたときにこれで開いたんだ。」って、ルパンか…。どういう鍵かと言いますと、シンプルな南京錠なのです。

でも鍵は開かず、仕方がないのでドアの方についている鍵を壊すことに。どうもドライバーがないらしく、ロッジの人の手には斧…。ドアが壊れるよ…。と思いながら、チャンドラが音楽をかけ始めたので、薄暗い中バルコニーのようなところで私はひとりで踊っていました。するとスタッフの人たちが集まってきて見ているので止めれなくなりひたすら踊り続けました。ちょうど美しい丸い月が出て湖面を照らし幻想的でうっとりしていました。

鍵を開けようと頑張っている時も、誰もイライラしたりせず、和気あいあいと頑張っていました。斧を片手におじさんもニコニコしながら踊りにちょっと加わったりしながら。

そしてついに!鍵が開いた(壊した)のです!どうしたかというと、トイレの窓がはめ込み式だったのですが隙間がいっぱいなので外すことができ、そこから一番細いシャムが中に入り(ラビンドラだったらお腹がつっかえて、はちみつ食べ過ぎたプーさん状態になると予測)どうやったのか、シャムが中から、チャンドラが外からの共同作業で無事(?)鍵を壊したのです。今日は鍵なしで寝るんだな…。

その日の夕食のとき、ラビンドラが「今日は大きなミスをしちゃったよ…。」とうつむき加減で言っていたのですが、みんな「え、何が?」という返事。今までもそうだったのですが、何か起こったとき誰も誰かを責めたり怒ったりしないのです。ずっとそのことを話したり反省会のようなものもありません。

私はなんだかとても安心した気持ちになりました。そして今日もラビンドラの食べっぷりに見とれながらキュウリをかじったのでした☆

予定よりスムーズに飛行機の移動ができたため、カトマンズに戻る日までに少し余裕ができました。なので明日は、ララ湖から歩いてタルチャ空港まで戻り、飛行機が飛ぶのならその後ネパールガンジへ行きバルディア国立公園のジャングルに行こうということになりました。

ジャングル…大好きだ。

つづく。

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さかいみる のネパール滞在日記Vol.11*虹のはじまり*

9日目の9月7日、朝早くすっきり目覚めて寒いので顔は洗わず(3日目突入)白い息を吐きながら外に出て驚きました。

なんて、なんて美しいんだろう!!全てが生き生きと輝いて生命力に溢れていて、だけど静謐で平和で、まるでおとぎ話の世界なのです。昨晩は真っ暗だったので全く気づかなかったのですが、こんなに美しい世界があったなんて…。感動で胸がいっぱいになりました。

初めてナガルコットからヒマラヤ山脈と雲海をを見たときは「天国みたい…。」と思いましたが、ここは楽園、極楽のようです…。(色が鮮やかなイメージ☆)

しばらく息を飲んで湖の光景に見とれていました。湖の色….。こんなに透きとおった湖の水は初めて見ました。透明から瑞々しいエメラルドグリーン、アクアブルーからターコイズブルー、そして海の色へのグラデーション、まるで地球の色です。空を映す鏡のようです。風が吹くと優しい漣が湖面に現れます。同じ平和という基盤の上に全てが調和して息づいているように感じました。
全てが美しく優しく輝きながら生きているのです。
「メチャくんたちが住んでいる湖畔の村を見つけた…。」そう思った瞬間でした。

そんな景色に見とれていると、山羊飼いの女性に出会いました。にっこりと微笑みあって二人で片言のネパール語で静かに話ししました。「ムグのララ湖はすごくきれいね。」「山羊は素敵だね。」何度も同じ会話をして何度も一緒に山羊を数えて、豊かな長い髪も見せてくれました。

写真では表現しきれないのですが…。


山羊飼いの女性と。


山羊はご飯中です。


数の数え方を教えてくれました。


空を映す鏡のようです。


すごく透明な水に大小のお魚がたくさん泳いでいました。


おとぎ話の世界のようです。


生き生きとした水草。


水は少し冷たかったけどズボンをまくって入ってみると気持ちいい!


緑の建物がロッジです。
泊り客は私たちだけでした。


ロッジの前の道。


ロッジの敷地内に野生の山羊たちが。

朝の感動を胸に抱いたまま朝食をとり、湖の周りを散歩することにしました。湖の周りにずっと遊歩道があるのです。


ロッジのキッチン。朝食は外でいただきます。


かまど。


羊毛を紡いでいる男性。


慣れた手つきで紡いでゆきます。


さあ、散策に出発!


舗装されていない平坦な道が続きます。
標高3000mでも、こういう道は楽に歩けます。


途中、野生の牛の群れに遭遇しました。


穏やかで美しい牛たちです。


こんなに近づいても全く慌てる様子もありません。


はむはむ。


もぐもぐ。


またしばらく行くと野生の馬の群れにも遭遇。


やっぱり落ち着いています。


すごく大きなクルミの樹。


森の方から小さな美しい小川が湖に向かって流れてきていました。


妖精がいそう…。


とても美しい透きとおった水と優しい水音。


小さくて可愛いヒンズー寺院。コロボックルが住んでいそう…。


途中であった楽師の人たち。
太鼓を叩きながら歌って踊ってくれました。


お礼に抹茶チョコレートをあげるととても喜んでくれました。

しばらく遊んでロッジに戻っている途中、晴れているのにささやかに雨が降り始めました。
そして大きな菩提樹の下で雨宿りをしていると…。

大きな大きな、今まで見た中で一番大きいと感じる虹を見ました。
そして生まれて初めて虹のはじまりを見たのです。


虹はララ湖からはじまっていました。虹の終わりかもしれませんが。
あまりの美しさに言葉もありませんでした。一緒にいた友人シャムがつぶやきました。

「虹の終わりを初めて見たよ。僕の子供の頃からの夢はララ湖に来ることと、虹の終わりをみる ことだったんだよ。今そのララ湖で虹の終わりを見ているよ。夢が両方いっぺんに叶ったよ!みるディディ!(ディディというのは、お姉ちゃんという意味です。」


写真では分かりづらいのですが二重の虹になったんです。

そんな感動的な1日を過ごし、自分の人生の中でこんなに素晴らしい体験ができるなんて夢にも思っていなかったので、本当に人生ってわからないものだなぁとまた改めてしみじみと「一歩の勇気」の大切さを感じていました。

そして、なぜかララ湖にいる間、全くお腹が空かず、普段からあまり食べない方ですが、本当にほとんど何も食べない日が続き、友人たちに「お願いだから何か食べて。」とお願いされるほどでしたが、興奮のためか、空気は薄いけれど新鮮で栄養たっぷりなのか分からないのですが3日ほど、ほとんど食べなくてもずっと元気いっぱいでした。

そして、昨晩はくたびれていたのですぐに眠ってしまい、ここはネットも電話も繋がらないことに今日気づきました。私は日本ではソフトバンクのSIMカードを使っていますが、ネパールではNcellのSIMに変えます。ネパールテレコムでしたらなんとか2Gでつながるようですが(それでも不安定)Ncellはつながりません。

そういえば、一昨日の夜、いつもは海外旅行保険の証書を机の上に出していくのだけれど今回は引き出しに入れたままにしていたことを思い出し、夫の修一郎にメッセージして証書の場所を説明ししてから連絡を取っていない…。「国内線に乗るよ。」と最後のメッセージで書いたぞ…。こ、これはすごく心配しているかもしれない!!と慌てたのですが、電話もネットも繋がらない。

幸いチャンドラがネパールテレコムのSIMカードも持っていたので、彼の携帯を借り、カトマンズにいるクリシュナさんに電話をして(日本語大丈夫なので)修一郎に「無事だよメール」を送って欲しいとお願いしました。
はぁ…。よかった。

そんなこんなで朝晩はやっぱりとても寒いのでまた顔も洗わず、ベッドに潜り込んだのでした☆
「あぁ、近くで数匹の狐のような声がする…。」

さあ、明日は標高3700mのトップまで登って山の上からララ湖の全体を見るぞ!!

つづく。

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さかいみる のネパール滞在日記Vol.10*標高3000mにあるララ湖へ!*

8日目の9月6日、ガンガジの町を出発してララ湖へ!歩き始めました。トレッキングも、3000mを超える標高も初めてなので、友人たちが心配してくれて「もし途中で少しでも体調が悪くなったらすぐにガンガジに引き返そう。」と言ってくれました。歩くのは大丈夫だと思うのですが、3700mまで登れるかな、高山病大丈夫かな、とそちらは少し気になっていました。

歩き始めてすぐ45度の急な登り道…いや、道じゃない…何でしょう。がけ?ともかく登り続けました。この辺りの写真はほぼありません。大きく息をするように心がけながらゆっくり登ってゆきました。

途中で民家がポツンと1軒あり、そこでお水をもらうことに。私はミネラルウォーターではないお水を飲んでお腹を壊したことがあるので、マンゴージュースをちびちび飲みながら、そして途中でリンゴや桃、持参していたチョコレートを分け合い、かじりながら歩いてゆきました。


真ん中にポツンと白い馬がいます。

私は歩くのが大好きなんです。日本でも毎日1時間くらいお散歩します。ただただ楽しいんです。右足を運んで、左足を運んで、すごくそれが楽しくて全然飽きないのです。

1時間くらい歩いた頃、雨が降り始めました。早速準備していたビニール袋の出番です☆ 頭を出す穴を開け、ビニール袋をすっぽりバックパックごとかぶり、手もビニール袋の中に。そしてレジ袋のような小さめのビニール袋を頭にかぶります。食いしん坊のラビンドラはお腹が出ていてどうしてもビニール袋がかぶれないので2辺を割いてスーパーマンのマントのようにして装着し、頭にはやっぱりレジ袋。前面全部濡れてるよ☆ みんなかなりおかしな格好で笑いながら歩いてゆきました。

標高が上がるにつれて気温が下がってきます。雨にも濡れて少し寒くなってきたときに、小さなお店を1軒見つけました。なんだか、日本昔ばなしの中に迷い込んだような気持ちになりました。

みんなで中に入ると、お店の人が薪を焚いてくれました。そしてかまどの周りに座って体を温めながら濡れたものを乾かし、熱い紅茶とピリッとスパイスの効いたヌードルを食べました。おしゃべりしながら食べ終わる頃にはすっかり体も温まり、外に出ると雨もやんでいたので早速出発しました。暗くなる前にララ湖のロッジに到着したかったのです。

標高も3000mになると、急な登り道は、はぁはぁ と呼吸も荒くなりました。心臓もドキドキ一生懸命。チャンドラが「みる 、呼吸が苦しくなったら生のニンニクをかじるといいよ。」と、どこから仕入れてきたのかポケットから生のニンニクを取り出しました。(なんか余計息ができなくなりそうな気がする…。)と、全力で断りました。

ララ湖に近づくにつれて、上り道、下り道、平坦な道、ぬかるみ、乾いた土、いろんな道になってきました。

「トレッキングって人生みたいだね、アップダウンがあって雨が降ったり晴れたり…。」

などと話しながら、あぁ、今までトレッキングをしようなんて考えたこともなかったけれど、トレッキングが楽しいのは今目の前のことに集中するから大半の時間住んでいる思考の中からこの瞬間に戻って来れるからかもしれないな…。今このぬかるみを上手に歩くことは考えても明日のぬかるみの心配なんてしないもんな、などと思いました。トレッキングに関わらず意識さえすれば日常の生活の中でもきっとそれは可能なんだろうと思います。

そしてぬかるみの続く道から抜け出たころ大きな森にさしかかりました。

薄暗くなってきた森の中を歩くのはすごく幻想的で、でも少しコワイような、不思議な感覚でした。ものすごく大きな樹や、花や緑や、見えない何かが話しかけてくるような感じがするのです。遠くで聞いたことのない動物のような声もします。


少し湿った樹の良い香りがします。

ララ湖はムグの国立公園の中にあるのですが、国立公園と言ってもロッジは二つ、あとは小さなテントを張ることができます。野生の動物もたくさんいて(豹もいるそうです。)ツーリストはとても少ないです。この時も外国人は私一人、ツーリストにも全く会いませんでした。

真っ暗な中、なが〜い頼りない感じの湖の横の道(橋?)(暗くてよくわかりません。)を歩くことになり、カトマンズの空港でみんなにお土産として渡していたミニライトが役にたちました!もちろんスマホでもライトは点くのですが、すぐ横は湖(よく見えないけど)、落としたら大変、ということでミニライトの出番です!

約5時間歩き続け、無事ロッジに到着。
お部屋は…板と板の間に隙間が…。さ、さむ。そして私の部屋はベッドが二つ置いてあったのですが、一方のベッドに毛布と枕が二つぶん積まれていたので何も置いていないベッドに座ると、「つ、つめたっ!!」ベッドがひたひたに濡れているのです(暗くて気がつかなかった)どうも雨漏りしたようです。


お部屋のドアの鍵(内側)

気を取り直して、一応トイレが付いていたので嬉しくなりトイレを見に行くと、なんと!!洋式の便器ではありませんか!すごい、すごい、画期的だ!と嬉しくなり近づくと、まさかの便座がない☆どうやって使ったらいいんだろう…。など、ささやかなことはありましたが、ともかく無事に着いたのです。その日はラビンドラの食べっぷりを楽しみながら夕食のダルバードを食べ、洗面所はついていたのですが寒いので冷たい水で顔を洗う気になれず、服も着替えず(寒いので)毛布2枚にくるまってあっという間に眠ったのでした。

明日はララ湖の周りを散策だ!

つづく。

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さかいみる のネパール滞在日記Vol.09*ガンガジの人々*

8日目の9月6日、ガンガジの朝。ぐっすり眠ったあと、やはり顔も洗わず近くの学校へメチャくん絵本を届けにゆきました。


学校です。教室の中は暗いので晴れた日は外に面した廊下やグラウンドで勉強や試験をします。


隙間からこちらを見ている子ども。


一言ずつ言葉をかわしながら(私のネパール語が面白いらしい)配って、

配って、

配って、

配って、

配り終えた!


可愛いちびっこたち♪


いい笑顔♪

読んだ後、お絵かきしてゆきます。


華やかなクルタを着ているのは先生たちです。


描き終わった子から順番に描いた絵を持ってきてくれます。

うれしいさかいみる です♪

一番最後まで残って一生懸命描いている子。


先生です。

絵本を渡し終えた後、少しガンガジの町を散策することにしました。そして、今日の午後標高3000mにあるムグという村のララ湖に向けて出発するので、(ララ湖までは歩いて約5時間くらいかかるそうです。)その間、店がほとんど無いということで、必要なものを購入しておこうということになりました。


ガンガジの町。


お店です。


可愛らしいヒンズー寺院。


リンゴと桃とキュウリを売っている人たち。


リンゴと、梅のような小さな桃を友人が買ってくれました。

リンゴもかなり小さいのですが、さらに小さな桃。実は硬くて酸っぱいですがおいしいです。リンゴや桃の原種ってこういう感じなのかなと思いました。


石造りのお店。


柵全部にネパールの国旗の装飾が。


屋根の上でおしゃべりしている女の子たち♪ 可愛いんです。


外で息子の散髪をするお父さん。


外でお昼ご飯を食べる女の子。
電気がなくて家の中は暗いのでとにかくみんな外でなんでもするようです。


素敵なクルタ姿の女性。


ちょこっとある前髪が可愛い牛くん。


働き者のミュウ。


町の丘からの眺めです。

さて、ガンガジの町の散策も終わり、リンゴと桃も買って、お昼ご飯も食べ、なぜかミネラルウォーターがどこにも売っていなかったのでマンゴージュースを買い、(多分外国人がほとんど来ないためだと思います。)この時も外国人は私ひとりなので、どこを歩いてもみんなすごく珍しそうに見るのです。

そして、最後の店で大きめのビニール袋を調達しました。歩いている途中で雨が降ってきたらレインコートがわりにかぶるためです。ネパール式レインポンチョだそうです。

さあ、これから標高3000mにある湖、ララ湖に向けて出発です!!

つづく。

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さかいみる のネパール滞在日記Vol.08*タルチャ空港にびっくり*

7日目の9月5日の朝5時、友人たちとカトマンズのトリブバン空港国内線乗り場へ。
この日、ずっと渡し忘れていたお土産のキーホルダー付きLEDミニライトをプレゼントして、とても喜ばれました。これが数日後早速役に立つとはこの時は思いもしませんでした。

カトマンズからインドに近いタライ平原と呼ばれる西ネパールのネパールガンジへ。フライト時間は1時間くらいです。そこから飛行機を乗り継いでタルチャ空港まで行きます。ネパールガンジからタルチャまではギリギリになるまでその日の飛行機が飛ぶかどうかわかりません。山の天候は変わりやすいからです。
なので、ネパールガンジで宿泊することも考えて予定を立てておきました。ともかく先ずはネパールガンジへ☆

機内から見えたヒマラヤです。

何度見ても美しく感動的です。

ネパールガンジに無事到着。あ、暑いです…。なんでしょう…。こんな暑さは初めてです。40度くらいあるようで、湿度も高く無風。それでも先ずはご飯(何ご飯だろう…。)ということで、空港の近くの食堂へ。


鮮やかなピンクの壁。


やはりみんな大好きダルバードです。ダルバードのおかずタルカリとご飯はおかわり自由です。友人のうちの一人ラビンドラは特によく食べます。1回でご飯を2合くらい食べます。どんどんご飯が吸い込まれてゆくのです。私はラビンドラの食べっぷりを見るのが大好きです。彼の食べ方はこの世の心配事も一緒に食べてくれるような勢いなのです。

私は普段からあまり食べない方なので、ヨーグルトだけいただきました。


やさしい奥さん♪

空港に戻り、タルチャ行きの飛行機を待つことにしました。中も外も気温は変わらず、エアコンもないので、ただ生きているだけで暑いのです。大きなスチームオーブンかサウナの中にいるようです。空港の柱にマイクロウェーブオーブンの広告ポスターが貼ってあり、みんなで「ここがそうだね。」と笑いあいました。


荷物チェックの職員さん。常温のファンタオレンジをゴクゴク。


こちらでもおしゃべりしながら常温のファンタオレンジをゴクゴク。
この楽しそうなゆるい感じが好きです♪
でも常温のファンタオレンジを勧められた時は全力で断りました☆

サウナのようなネパールガンジ空港で待つこと5時間。この日、タルチャ行きの飛行機が飛ぶことが決まりました!
つ、ついてる!1日でカトマンズからタルチャまで行けそうだ!

タルチャ行きの飛行機は小さいプロペラ機で、18人〜20人くらい乗りです。だからかな、びっくりしたのですが空港のカウンターで荷物の重さと体重を測るのです。

その日外国人は私ひとり、そして痩せているので私が体重を測るとき空港の職員さんやお客さんたちが集まってきて、ニコニコと私が体重計に乗るのをじっと見ているのです。
みんなに見守られながら体重計に乗ると、トレッキングブーツを履いて、洋服を着て41kg。身長159cm。それを見てみんな大笑い☆です。暑い中待ちくたびれて、みんな疲れてたから楽しんでもらえて、ま、いいか☆
屈託無く本当に楽しそうに笑うもんだから、私の体重も人の役に立ったぞ。と満足。

そして飛行機がまさかの自由席☆ 最後に乗り込んだのですが前から2番目に座ることができ、コックピットも見ることができました。


コックピット

可愛い飛行機

そして、最後の人が乗り込んだらすぐ飛び立つのです。天候が良い間に急いで飛び立つのだと思います。荷物はみんな膝の上。そしてまさかのシートベルトがねじれていて留めてもゆるゆる。

そんなこんなでともかくタルチャ空港に向けて出発!!


タルチャ空港の滑走路…。すごく短いんです。反対側は崖なんです。山に囲まれてるんです。標高2700mなんです。


ドキドキしながらいきなり標高2700mのタルチャ空港に到着です。


えっと…。タルチャ空港です。美しい空です。


はい、タルチャ空港です。


乗客を下ろしたら飛行機はすぐにとんぼ返りします。


タルチャ空港から見える建物。美しい風景です。


少し歩いたところにある1軒の小さなバサル(お茶が飲める小さなお店のようなところ)で、まずは紅茶とヌードルを少しいただきました。そこの奥さんと。


そこにいた少年。

そしてガンガジという町まで行くためにジープを待っていたのですが2時間待っても来ないので歩いて行くことにしました。


みんな人懐こく声をかけてくれます。


鼻に輪っかのピアスをした女性たち。ここの部族の言葉で喋ります。とても興味深くて写真を撮らせてもらっていると、向こうも私のことが珍しくてしょうがないらしく近寄ってきて話しかけてきたり、写真を撮ったりしていました。


風が強いこの地域では石造りのお家です。


途中の道にはたくさんのリンゴの木がありました。小さな赤いリンゴがなっています。
今年のメチャくんの新作絵本「ピクニック」にこういう小さなリンゴのなる木が出てくるのでちょっとびっくりしました。

のどかな風景の中歩くこと約2時間、リンゴの実をもいでいる人に会いました。

じーっと見ていると、リンゴを何個もちぎって持ってきてくれました。
小さいですが新鮮でみずみずしくてすごくおいしかったです。
そしてその家の人たちがいつのまにか大きなキュウリの輪切りも持ってきてくれました。


のんびり♪

みんなでリンゴとキュウリをよばれていると、やっとジープがやってきました。もうすでにたくさんの人が乗っているのですが、さらにここに乗り込むことに。

生まれて初めてです。こんなにたくさんで車に乗ったの。もうぎゅうぎゅうなんです。
助手席のおじさんの膝におじさんが乗ってる☆くらいぎゅうぎゅうなんです。

私は後部座席に乗ったのですが、みんな体の半分が隣の人の背中と重なっているという、文字通り重なり合って乗りました。バックパックを背負ったまま座ってしまったのですが、なぜか背負っているバックパックが隣のおじさんの背中の後ろにある。という身動き取れない状況に。そこへまた人が…。

びっくりしていると「何か問題でも?」と、にっこり♪
「ノープロブレム☆」と、私もにっこり♪

荷物置き場にも体育座りでぎゅうぎゅう。ボコボコの道をガタガタとゆっくり進みました。横は崖。深い深い崖。もちろんガードレールなし☆ そして牛に追い抜かれてゆく。

それでも「きゃあきゃあ」はしゃぎながら進んでいるうちに、日も暮れる頃ガンガジの町に着きました。今晩の宿を探して今日はガンガジに宿泊です。

宿も決まり、まずは共同の小さなバルコニー(?)のような場所できれいなまるい月を見ながらミルクティーを飲み、友人が音楽をかけはじめたのでそれにあわせてみんなで踊りました♪

そして夕食の、はい、ダルバード♪ 写真、ありました♪
電気が少ししかなかったのでちょっと暗いのですが…。

お部屋は…壁に隙間があるけど大したことではない。トイレは共同で、洗面所とシャワーが無いので外で歯を磨いて顔は洗わず寝ることに。明日はガンガジの学校にメチャくん絵本を持ってゆきます!

つづく。

「ネパール滞在日記」の連載中「メチャくんの今日の言葉」はツイッターに投稿しています。

さかいみる のネパール滞在日記Vol.07*こんなに可愛い♪*

6日目の9月4日…本当はこの日の早朝にネパールガンジというインドに近い西ネパールに向かうはずだったのですが、明日の出発になったため、バクタプルのゲストハウスに戻ることにしました。バクタプルが好きなんです。それに昨日届いたメチャくんのタグ付きバッグ約20点もゲストハウスに置いておこうと思ったのです。

バッグ…。すっごくすっごく可愛いんです!!そしてクオリティも高い!
こちらはネパールの女性の自立支援のために作られた団体 “Women’s Skills Development Organization”さんのバッグです。そちらとメチャくんがコラボレーションしたのでふたつのタグを並べてつけてもらいました。

まぁ、「ここにつけてね。」と言っていたところと違うところについていたり、ついていないのがあったり、つけなくていいものについていたりと、ささやかな勘違いはあったのですが、それでも大満足です!
デザインと種類は大体の希望を話していただけでお任せしていたのですがどれも素敵です。

これらのバッグは販売してその利益を無料で配るメチャくん絵本の印刷代に充てたいと思っています。メチャくん絵本を必要としている世界中の子供たちへ☆ 夢は広がる。

さてさて、そのバッグたちです♪

じゃじゃん!


トートバッグ、ショルダーバッグ、バックパック、ポーチ、ペンシルケースがあります。
どれもネパールの織物を使っているのでとても丈夫です。そして全てバッグの口にはファスナーがついています。YKKのファスナーを使っているのでこちらも丈夫です。内側には内ポケットもついています。


カラフル♪ トートバッグとショルダーバッグです。


大きめのトートバッグです。


大きめのトートバッグです。あ、写真を撮ってる影が…。


大きめのトートバッグと小ぶりのトートバッグです。


いろいろ可愛いバッグです♪


軽やかなバックパックと小ぶりのトートバッグです。


しっかりしたバッグパックです。


ミニショルダーバッグとポーチとペンシルケースです。わかりにくいのですがペンシルケースには動物の顔がついています。


こんな感じ♪


これはパッチワークになっています。コットンの素材の感じ伝わるといいのですが…。


中はこんな感じです。赤の裏地がキレイ♪

そしてこれら全部を持ってバクタプルに戻る前に、友人がすごくおいしいスープ野菜モモ(小籠包のようなもの)をホテルに持ってきてくれて、お昼にホテルのカフェでモモを食べました。ネパールでは、全部のレストランやカフェがどうなのか分からないのですが、私が行ったことのある全てのレストランで(ローカルなレストランが多いからかもしれません)他のお店からテイクアウトしたものを食べることができました。初めすごくびっくりしました!
いつも食事の写真がないですね、いつも撮り忘れてしまいます。

10日間の旅にでるために「気をつけてね。」「うん連絡するね。」などと別れを告げて出たバクタプルのゲストハウスに戻り、インディラに「みる !どうしたの!?」と驚かれたりしつつ、(お部屋はそのままキープしてくれていました。)夕方にバクタプルの友人のおうちにネワール料理の夕飯を食べに行き、(床に座って床にお料理を並べて食べます。)あ、また写真がない…。

ネワール料理というのは、ネワール族の食事なのですが、チウラという干し米(お米のコーンフレークみたいな感じ)に、スパイスの効いたおかずや硬い黒豆を混ぜて食べます。最後にヨーグルトにチウラを入れて食べたりもします。

ゲストハウスに戻るとオーナーのアルーンが
「みる 、床にタオルを置いちゃいけないよ。」と言うので、あぁ床に置くと汚れるからダメだと言ってるんだな、と思いつつ「うん。」と返事をすると、
「毛虫がタオルの中に入って刺されるよ。」と。
あぁ、私のお部屋にはネズミと小鳥とヤモリと毛虫も一緒に住んでるんだな…。と、思い直し、あぁ、あの足首の何かに噛まれたような7つの跡は毛虫だったのかもしれないな…とか思いながら「うん。」と返事しました。

そしてこの日はタオルを床に置かないように気をつけて、明日の朝5:00に出発予定だったので早く眠りについたのでした。

余談なのですが…今回で4回目になるネパール。

初めて渡航を決めたときは一人旅は初めてだし、旅自体、国内でさえしたことなかったし、英語も喋れないのでとても不安だったのですが、その渡航直前に家のすぐ近くのいつも行くパン屋さんへの途中で車を軽く当てられたのです。そのとき思ったのです。

「あぁ、こんなに家の近くのいつもの道でもこんなことがあるんだな、距離とか場所とか関係ないんだな。何かが起こるときはどこにいても起こるし、起こらないときは起こらないんだ。」と。

すると突然気持ちが軽くなって、ひとりでネパール大丈夫だ☆と、思ったのです。

そして今回、ネパールの国内線に何度か乗り継ぐ予定だったのでちょっと心配だったりしたのですが、実は渡航直前に仕事部屋でいつものビーチベッドに (部屋に置いていて休憩するときに使っている) 座った瞬間どういう訳か後ろにひっくり返り、背中を打ち、しばらく部屋に転がっていたのですが、転がったまま思ったのです。

「いちばん安心なはずの仕事部屋でこんなに慣れ親しんでいるビーチベッドからひっくり返るなんて、どこにいても何かが起こるときは起こるんだな、ネパールで国内線乗るの大丈夫だな☆」と。

その後首と背中があんまり痛いので鍼灸の先生に来てもらい治療してもらって翌日旅立ったのでした♪ 着いたら治っていました☆

さあ、明日から冒険のはじまりだ!

つづく。

「ネパール滞在日記」の連載中「メチャくんの今日の言葉」はツイッターに投稿しています。

さかいみる のネパール滞在日記Vol.06*好きになってくれてありがとう*

5日目の9月3日、今日はお昼頃にアナンダとサンギータに会いました。アナンダはネパールで活躍しているタイポ・グラフィックデザイナーです。メチャくんのネパール語版の絵本は彼のフォントを使っています。トップの画像はテラコヤに行ったときのミカリンと私とディパーソンです。


向かって左から、ミカリン、私、サンギータ、アナンダです♪
ちなみにサンギータはネパール語で ”歌” という意味で、アナンダは ”至福” という意味です。素敵。

ひとしきり楽しく話をしてミカリンとディパーソンとクリシュナさんと合流して、”TERAKOYA TUTION CENTTER”にいきました。

昨年も訪問したテラコヤ。
まずは、代表のバドリさんのお部屋でおやつ♪
ネパールではどこかを訪問すると、まずおやつとお茶をいただきます。それがなくては何も始まらないのです。
おやつとお茶とご飯の時間をとても大切にするネパールなのです。

今回はゆでたての枝豆に甘い紅茶でした。小粒で味が濃くておいしい枝豆でした。


みんなで枝豆♪


私とミカリンで7000ルピー(約7,500円)の寄付をテラコヤ運営のためにお渡ししました。
物価は物によって随分違うのですが日常のものでしたら日本の10分の1くらいでしょうか。

テラコヤは、昨年訪問したときから大好きです。ここに集まる子供たちのうちのひとりがメチャくんの絵本「ナマステ」を完全に覚えて絵本を見ずに朗読してくれるということを聞いて感動していました。

そして、2度めの訪問。私が入ると「みる !」「みる !」と声をかけてくれます。そして新しい絵本「おてがみ」を取り出すと「メチャ!」「メチャ!」と口々に叫びはじめました。じーん。感動。さらに、たくさんのキャラクターの名前を覚えてくれていたのでした。何度も読んでくれたんだなぁとしみじみうれしくなりました。

ここテラコヤに集まる子供たちのお家は貧しくて家に帰るとすぐ家の手伝いをしなくてはいけないので、宿題なんかが出来ないため、学校が終わるとここで宿題を済ませてから帰ります。


まずは読み聞かせを。


そして絵本を手渡してゆきます。


絵本を手にするとすぐ声を出して読み始めます。


最近電気がついたので少し明るくなりました。


ぎゅうぎゅう☆


も、ぎゅうぎゅうなんです☆


読み聞かせの後、好きなページの絵を描いてゆきます。


みんな上手です!


記念撮影♪

そんな楽しく名残惜しいテラコヤ訪問が終わり、車の中でマスクをしながら大大大渋滞のカトマンズを抜けて私とミカリンは夕食をよばれるためにクリシュナさんのお家へ向かいました。


ウルちゃんが赤ちゃんにおっぱいあげながらまたまた記念撮影…。誰も気にしない…。

そしてその帰り、夜9時ごろホテルコシナミトチャへと戻るべくミカリンとタクシーに乗り込みました。やはり、運転手さんは道がわからず、ネパール人と思われたままのミカリンが道を説明。が、やはり迷ってしまい、暗がりの中私たちは車から降りて道端にいる人に道を尋ねることに。

背の高い美女…。とても親切に道を教えてくれました。でも月明かりに照らさられた彼女の口元とアゴの周りにうっすらと、お、おひげが…。そしてハスキーなそのお声は…。丁寧にお礼を行って車に乗り込んだ瞬間ミカリンが口を開きました。
「オカマだったね。」
「うん。親切なオカマさんだったね。」(私)
「レディーボーイって言うんだよ。」(運転手さん)

初めて近くで見ました。ネパール人のレディーボーイ。なんだかすごく迫力がありました☆
なんか貴重な経験したなぁ…。としみじみ思いながらホテルに帰り着いたのでした☆

明日は出来上がってきたメチャくんのタグ付きバッグをご紹介します♪

つづく。

ただいま「メチャくんの今日の言葉」はツイッターに投稿しています。

さかいみる のネパール滞在日記Vol.05*いつも通り予定変更*

4日目の9月2日、この日から2日間カトマンズのホテル”コシナミトチャ”に泊まり、そのままカトマンズの国内線に乗ってネパールガンジというインドに近い西ネパールまで行き、さらに国内線を乗り継いでタルチャというところから今度はチベットに近い西ネパール、ムグのララ湖まで行くという計画を立てていました。

なので、カトマンズに2泊分と、西ネパール10日分の旅の用意をして出かけることにしました。リュックサック1個に収めることができました。

さて、初日に頼んでいたクルタのうち2着が昨日出来上がってきていたのですが、少しサイズが合わなかったためお直しをしてもらっていました。カトマンズで新しいクルタを着ようと思っていたのですが、今日は土曜日でお店がお休み。西ネパールから帰ってきてからだなぁ…と思い、ゲストハウスのみんなに見送られながらタクシーに乗ってカトマンズに向かいました。

すると、途中で後ろから別のタクシーが近づいてきました。そのタクシーとちょうど横に並んだ時、運転手さんが窓を開け、こちらの運転手さんも窓を開け、なんと!新聞紙に包んだ新しいクルタを窓から投げ入れてくれたんです!

「ありがとう〜〜!」と、叫んで手をふりました。

ゲストハウスのインディラが、私がカトマンズで新しいクルタが着たいだろうと思い、お店は休みだけれど縫い子さんに電話をして持って来てもらったようです。私が出発した直後にクルタが届いたので別のタクシーの人にクルタを託してそのタクシーの運転手さんが私たちを追いかけてくれたそうです。みなさまに感謝です。

さて、そんなこんなでカトマンズのホテルに到着してお茶を飲んですぐ、友人のディパーソンとスンダリミカ(ミカリンと呼んでいます。)とNepal Japn Children’s Library にメチャくん絵本を持って行きました。

ディパーソンは俳優と学校経営をしています。ミカリンは歌手です。なので二人とも読み聞かせがものすごく上手なのです。お芝居みたい!ミカリンは日本人なのですがネパールで17年住んでいました。今は日本に住んでいて年に2回ネパールに来ています、今回ちょうどネパール滞在が重なったので一緒に図書館に行くことにしました。


私は読み聞かせできないのでその時は見てるだけ♪


絵本を配っているところです。


読み聞かせをしているところです。


ミカリンはネパール人にネパール人だと思われるくらいネパール人みたいです☆

読み聞かせや絵本を配るのが終わると、マカロニと紅茶を出してくれます(昼食でも夕食でもない。何ごはんなんだろう…。)まあ、わが家もご飯の時間は適当なのですが。

実はこの日は友人チャンドラも参加するはずだったのですが、西ネパールへのチケットを取り直さなくてはいけなくなり(長くなるので説明は省きますが…。)その変更のために来れなくなりました。夕方合流して夕食を一緒に食べることに。(マカロニでまだおなかいっぱいだったけど)そしてそのとき、4日にネパールガンジに出発予定だったのが、5日の出発に変更になったことを告げられました。

チャンドラが日本料理を食べてみたいということで、日本料理のレストランへ。エビの天ぷらが巻いてある巻き寿司と温かいお蕎麦、お味噌汁に緑茶を頼みました。初めてのお箸と日本料理だったようです。とても美味しいと喜んでいました♪ 生姜の甘酢とワサビが大好きなようです。「びっくり日本料理☆」が出てくるかなぁと思っていましたが、割と本格的な日本料理が出て来ました。お蕎麦だけはとびきり甘い☆スープでしたが…。あと、メニューに「キムチ」の文字が…。


ホテル”コシナミトチャ”のロビーにメチャくんの絵本が♪


お部屋にも♪


敷地内のカフェ。


ローラ。カフェの椅子でくつろぎ中♪


頭をすりすりしてきて可愛い!!

明日は友人のタイポ・グラフィックデザイナーのアナンダと奥さんのサンギータに会い、そのあとミカリンとディパーソンとクリシュナさんと一緒に「テラコヤ」に行ってきます!

「テラコヤ」というのは、ミカリンが長年サポートしている、学校が終わって家に帰る前に宿題をする場所のことです。家に帰ると家の手伝いがあって宿題をすることができない子供たちが通っています。

そしてクリシュナさんから「メチャくんのタグがついたバッグが出来上がってきた」という連絡が入りました。ワクワク♪

つづく。

ただいま「メチャくんの今日の言葉」はツイッターに投稿しています。